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ペット防災セミナー@鶴見区役所


10月16日に鶴見区役所でペット防災セミナーが開催され、ペット対策について

お話させて頂きました。


2時間の内前半はまず生活衛生課より市の災害時のペット対策について。

 ・過去の災害から市の被害想定

 ・地域防災拠点別にみた犬登録数(駒岡小学校が920頭とダントツで多いです)

 ・風水害時と震災時で異なること

 ・市のペットの防災計画

 ・避難のながれ

等々についてお話頂きました。


次に私の方から・・

 ・2011年東日本大震災で被災地犬猫救援の活動内容

 ・その時の経験をふまえ災害が起きた時にどんなことが課題となるのか、どんな備えが大切か

 ・鶴見区内の避難場所・避難所へのペット受入れの現状

等々。


そして私が考えた “防災のSKK” の大切さ


 防災のSKK : 災害が起きたらどうなるのか現状をって の      S

         それを知った上で何が出来るか、どう備えるかえる の  K

         そしてそれを周りの人に話、有する の        K


 特に最後の「共有」が大事なのですが、その為には平時より地域とのつながり、

 地域のコミュニティを構築しておくことが重要となってきます。

 

後半はセミナーで初の試み、ワークショップ♪


 "スターターキットを使って、避難所におけるペット飼育場所の設営"


地域防災拠点でまだおかせてもらえると決まったわけではありませんが、

ペット飼育場所設営のスターターキットとは、中にある手順書に従い作業を進めて行くと、

  ・ペットの飼育場所・受付の設置

  ・避難所でのペット飼養ルールの周知

などを同行避難してきた飼い主さんが自身で行えるというものです。


キットの中には手順書以外にブルーシート、筆記用具、ガムテ、トイレシート、ゴミ袋など

一通り入っています。

全体で4グループに分かれ、各グループが手順書に沿って真剣に作業を進めてくださっていました。


途中、「これってどうすればいいんだろう?」 「ちょっとわかりにくいかも・・」

という声もちらほら聞こえてきましたので、手順書、キットの内容については今後改善して

いきたいと思います。


最後にココ動物病院の院長より、災害時に備え大切なペットの健康管理について。

他の犬猫と同じ場所で過ごすことになる災害時。

 ・感染症の蔓延を防ぐためのワクチン接種、

 ・ノミダニが移らないよう駆虫など日ごろから手入れ、

 ・ストレスを与えないためにも不妊去勢手術の必要性

など、大切なお話をして頂きました。


2時間に盛りだくさんな内容を詰め込んだため、駆け足になってしまいました。


まだ飼い主さん達と、地域の皆さまと共に考えて、一緒に取り組んでいきたい課題が

たくさんあります。


これで終わりではなく、今後も第2弾、第3弾と開催したいと思いますので、

その際はぜひ参加、よろしくお願いします。



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